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長野県出身の油井 亀美也さんインタビュー 〜ふるさとの魅力と応援〜

Profile

長野県南佐久郡川上村出身。航空自衛隊のテストパイロットを経て、39歳の時にJAXA宇宙飛行士候補者に選抜。日本人10人目の宇宙飛行士として、45歳で宇宙へ旅立ち“中年の星”と称された。国際宇宙ステーション(ISS)に平成27年7月から12月まで滞在し、日本人初となる補給船「こうのとり」をロボットアームで捕らえる任務や数多くの実験を行った。平成28年11月にJAXA宇宙飛行士グループ長に就任。ツイッターは@Astro_Kimiya

- 故郷の長野県のどんなところに魅力を感じていますか?
長野県は、自然が豊かで美しいところです。その美しさは、宇宙から見ても感じられました。
- 宇宙滞在での一番の思い出は何ですか?
宇宙から見た長野の効用はとても美しく、よく覚えています。また、長野県の子供たちとの交流イベントでは、私がたくさんの応援から力をいただきました。
- 長野県の食で好きなものを教えてください。
私が大好きなのは信州そばです。帰省の際に、祖母が手打ちで作ってくれたそばの味が忘れられません。また、佐久鯉の甘露煮は母がよく作ってくれました。母も祖母も他界してしまい、その味を楽しむことは出来なくなってしまいましたが、帰省の度に似た味を探してしまいます。
- これからの夢や目標は何ですか?
宇宙飛行士グループ長として、国際宇宙ステーションでの活動はもちろん、さらにその先を見据えて、日本の有人宇宙開発を引っ張っていきたいと思っています。月へも行ってみたいですね。

長野県出身の力士 御嶽海関インタビュー 〜ふるさとの魅力と応援〜

Profile

長野県木曽郡上松町出身。平成27年3月場所で幕下10枚目格付出で大相撲デビュー。以降4場所で新入幕を果たすが、長野県からは昭和47年11月の大鷲以来43年ぶりの幕内力士となる。“スピード出世”と評される活躍ぶりは止まらず、平成28年5月場所では自己最多の11勝をあげ、初の敢闘賞を受けた。平成29年7月名古屋場所の番付は、県出身としては84年ぶりとなる西の関脇。

- 御嶽海関にとって、故郷の上松町はどんな魅力がありますか?
上松町は、山に囲まれた緑豊かな町で、四季の変化がとても美しいです。近くにそびえる御嶽山は中学校の登山で1泊2日で登りました。麓の緑は青々として少し蒸し暑いほどの気温なのに、山頂はまだひんやりしていたのを覚えています。
- 上松町をふくめた木曽エリアの食で好きなものを教えてください。
『すんき』が大好きです。塩を使わずに赤カブの葉を乳酸菌発酵させた、酸味がある漬物です。特に冬はすんきの味噌汁を良く食べました。同じように漬けても、家庭ごとに味が違うのがおもしろいですね。
- 出身地である長野県での巡業では、地元からの声援が大きいですよね。
「江戸の大関より土地の三段目」という言葉があるように、地元では大関(今でいう横綱)などのスター力士よりも声援や応援が格段に大きいと実感します。最初の平成27年の長野巡業では、まだ自分が十両なのにあまりに大きな声援で、「もう横綱の出番? 早くない?」と不思議そうに見る人もいましたね(笑)。でも、とても励みになります。
- このホームページを見ている方にひと言。
長野県内はとても素晴らしい自然環境があり、そこで美味しい農産物が育まれています。その農産物を味わう楽しみの他に、癒されるスポットもたくさんあるので、ぜひお越しください。
- 御嶽山の復興など、さまざまな場所で復興に向けてがんばっている方たちにもメッセージをお願いします。
私は相撲を取ることでしか応援できないので、私の相撲が皆様に勇気や元気を与えることができるなら本望です。

復興支援特集

  • 長野県は2014(平成26)年に多くの災害に見舞われました。
    7月の南木曽町豪雨災害、9月には御嶽山噴火災害、そして11月の神城断層地震災害。
    これら被災地域を応援するため、被災地域の魅力を紹介し、各地域を訪れる契機となればと考えております。
  • 木曽路の絶景と文化を巡る旅
  • 白馬エリア 3つの村の3大グルメ

収穫祭の楽しみ

  • 信州の野菜のおいしさの秘密を探れ
  • 完熟果実はかわいくておいしい
  • 自慢のそば